LABORATORY―研究室
「学習の変わらない本質と、ICTのトレンドの交差を探る」
この研究室では教育工学の考え方を礎に、学習×ICTの可能性を探究します。
調査(質問紙、インタビュー、参与観察)、実験、実践と評価など、研究方法に限定はありません。データ分析についても同様で、統計解析、計量テキスト分析、質的データ分析などから、目的に応じたものを選びましょう。
研究を進めていく上では、以下の3点を大切にします。
- 新しい=よいと決めつけず、先行知見の不偏的な意義を考える
- さまざまな分野の価値観や研究法を取り入れ、柔軟に示唆を導き出す
- ICTによって学習をサポートできているか、研究者と実践者のまなざしで洞察する
研究室でできること
学習とICTにかかわるテーマを個人で設定し、主体的に研究を進めていきます。
「みんなが当たり前にできることを、誰にもできないくらいやる(Do the ordinary to an extent that no one can reach.)」
これは私自身のモットーであり、研究室内で共有したい心構えでもあります。
興味関心という名の土を耕し、問題意識の種を蒔き、ひとつの研究として芽吹かせる。そこに至るまでの日々に寄り添い、ファシリテートします。
- 実践現場のリアルな困難と先行研究の問題をすり合わせ、解決を図る
- 目的に応じた方法でデータを収集、分析し、結果をていねいに解釈する
- 得られた成果について、受け手のことを考え、わかりやすく印象的に伝える