「自分メディア (松浦 2016) 」をはじめてみる

今の大学に就職をして5年目、昇進をして3年目の日々が終わろうとしています。
そろそろ今までを少し振り返ってみたい、新しい覚悟をしてみたい。そう思っていた矢先に、松浦弥太郎さんの『もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。』に出会いました。
その本の25/50に、「自分メディア」を発信する、というタイトルで以下の文章が綴られています。

自分を表現する、メディアをもつということは、その時代時代で発信方法こそ異なりますが、会社勤めであっても、やはり個人として必要だと思います。多種多様な人と出会い、感動を分かちあい、会社とは別の新しい人間関係が生まれるからです。

このメッセージを読みながら、そろそろブログを(もう1度)はじめてみようかなと思い、重い腰を上げてこのポストを書いています。プライベートで感動したこと、うれしかったこと、残しておきたい気持ちは、最近はInstagramかTwitterに載せていますが、仕事や研究寄りのあれこれは、公開スペースにはほとんど残さないできていました。というのも、アイディアを正式な形でアウトプットする前に、ぽろっと誰かに話すと盗られてしまう…、そんな不安が大きかったことが大きな理由です。
けれどもそれは、自分への自信のなさの表れでもあり、「学会で口頭発表をする」、「学会誌に論文を投稿する」といった成果公開をきちんとできるのであれば、小さな考えをこういう場所に重ねていっても大丈夫なはず、と今なら思えます。

ということで、自分の中で節目の2020年、「自分メディア (松浦 2016) 」をはじめてみることにしました。